こんにちは!MOVE整体院栃木店院長の佐藤です。
「前かがみになると腰が痛い」「足にしびれが出てきた…」そんな症状で病院に行ったら『椎間板ヘルニア』と言われた方、いらっしゃいませんか?
今回は、そんなお悩みの方に向けて、椎間板ヘルニアの原因や必要なケアの方法をご紹介します。
はじめに
「腰が痛くて前に屈むのがつらい」
「長時間運転していると足がだんだん痺れてくる」
こうした症状は、椎間板ヘルニアに多く見られるものです。
椎間板ヘルニは20代〜50代の比較的若い世代に多く、仕事への影響や趣味の運動ができないなどのお悩みを持つ方もいらっしゃいます。
今回は、椎間板ヘルニアの概要も含め、ご自身でできるケア方法や生活の注意点をわかりやすくご紹介していきます!
椎間板ヘルニアって?
背骨の間にある「椎間板」というクッションのような部分が、何らかの原因で飛び出して神経に触れてしまう状態です。
その結果、腰の痛み・脚のしびれ・筋力の低下などが起こります。
頚椎で起こるケースもありますが、特に腰(腰椎)に起こりやすいものです。
こんな症状、ありませんか?
⚫︎前かがみで痛みが強くなる…飛び出した椎間板が神経を強く圧迫し、痛みが生じる。
⚫︎座っている時間が長いと悪化する…腰椎(背骨)に負担がかかり、神経を圧迫しやすい。
⚫︎お尻や脚にしびれが出る…腰から足に伸びている神経が、強い圧迫を受けて痺れが生じる。
知らずにやってる?悪化させやすい習慣
①長時間のデスクワークや運転…ずっと座りっぱなしだと、椎間板が圧迫され続けます。
②猫背がある、前に屈む姿勢が多い…骨盤が後ろに傾き、ヘルニアを起こしやすい姿勢に。
③体幹の筋力が弱い…お腹や背中の筋肉がうまく使えないと、腰にかかる負担が増してしまいます。
今日から実践できる!おすすめ自己ケア2選
・足を上げ、膝裏にタオルをかける。
・膝を伸ばしたまま、タオルをゆっくり手前に引き、モモ裏をしっかり伸ばす。(片足30秒ずつ)
②腹筋・背筋(インナーマッスル)トレーニング
・四つ這いになり、お尻を持ち上げるようにゆっくり上半身をそらす。(顔は正面へ)
・ゆっくり息を吐きながら、おへそを覗き込むように背中を丸めていく。(10回繰り返す)
※痛みが強い場合は、無理せず中止してください。
まとめ
椎間板ヘルニアは、放っておくと症状が長引いてしまうこともありますが、
しっかり対処すれば、痛みが解消される可能性は十分にあります。
大切なのは、「自分の体」と「何が原因で症状が出ているのか」をしっかり知ること。
当院では、理学療法士が一人ひとりの状態を丁寧に検査し、痛みが出ている部位だけでなく、痛みを引き起こしている関連部位までしっかり特定することで、根本改善を目指します。
「この先歩けなくなったらどうしよう…」と不安な方も、どうぞお気軽にご相談ください。